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古くから島根県の西部に広くあった大元信仰に由来し石見神楽の原型とされている大元神楽。

カミさまをお招きして、楽しんでいただき、ご神託をいただくまでが一貫して舞われます。この「託宣の古儀（たくせんのこぎ）」は一般の神楽には見られない大きな特徴です。

それぞれの土地のカミさまに捧げられるという性質上、その土地を離れて舞うことはできません。式年祭（数年に一度）にそのカミさまが守る土地でしか見ることができないのです。

７年に一度の神事舞を見学できるツアー

大元神楽式年祭を見学できるツアーが行われます。
このツアーは大元神楽の見学だけではありません

◆六調子神楽と八調子神楽の見比べ
１日目に「八調子の石見神楽」２日目に「六調子の大元神楽」を観覧できます。
神職による舞の禁止を経て氏子が神楽を舞うことにより娯楽の趣を深くした石見神楽、古くから受け継がれゆったりした大元神楽。この２つの神楽を連夜でお楽しみください。

◆神職による大元神楽講座
土地に深く根ざす神楽であるがゆえ、大元神楽はその貴重さと裏腹にあまり知られていません。神楽を守り続けてきた神職の方による特別講座をご用意していますので、この機会にぜひ大元神楽を知ってください。

長い歴史の中、その土地で暮らす人たちに寄り添い、大切に守られてきたカミさまへの神楽。この時にしか出会えない一時をご体感ください。