石見神楽が日本遺産に認定されました!
この度、島根県西部の伝統芸能「石見神楽」が日本遺産に認定されました。
日本遺産(Japan Heritage)とは、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定するものです。
今年度は全国で16件が認定され、令和元年5月20日、東京にて認定証交付式が行われました。
その中の1つに、島根県浜田市など9つの市と町が申請していた「神々や鬼たちが躍動する神話の世界〜石見地域で伝承される神楽〜」も選ばれました。島根県内では、今回の認定で5件目となります。
地域の伝統芸能でありながらも、時代の変化と共に発展し続け、小さな子どもからお年寄りまで広く愛され続けている石見神楽。
地域に深く根ざし、今や地元の人々の生活の一部となっているこの素晴らしい伝統文化を、これからも大切に守り育てていきたいものです。
<ストーリーの概要>
島根県西部、石見地域一円に根付く神楽は、地域の伝統芸能でありながらも、
時代の変化を受容し発展を続けてきた。
その厳かさと華やかさは、人の心を惹きつけて離さない。
神へささげる神楽を大切にしながら、現在は地域のイベントなどでも年間を通じて盛んに舞われ、
週末になればどこからか神楽囃子が聞こえてくる。
老若男女、観る者を魅了する石見地域の神楽。
それは古来より地域とともに歩み発展してきた、石見人が世界に誇る宝なのだ。