日本遺産の旅レポート
Text:内藤 千尋
Photos:佐々木 哲平
~日本遺産のストーリーを辿るしっとり美肌の旅
山陰で活躍中のフリーアナウンサー・石原美和さんが旅した石見国。日本遺産のストーリーを辿りつつ、石見神楽・日本酒など“神とつながるツール”を通じて新たに見つけた石見旅の魅力とは。
この日、石見地方最南部の吉賀町から徐々に北上する密度の濃い旅をされた石原さん。旅の疲れを癒すのに最適な宿が、ここMASCOS HOTELです。
「クラフトホテル」と呼ばれるこのホテルは、建物の内装やルームアメニティ、レストランで使われる食器ひとつひとつにまでこだわり、ゲストが手に取ったときの感触や肌触りまで意識して厳選されているのが特徴。打ちっぱなしの土間と、スリッパを脱いで上がる小上がり風の木の床の組み合わせが、日本人にとって心地よい空間を生み出しています。
さらに、このようなタイプのシティホテルには珍しい、天然温泉付き。ややヌメリのあるお湯は、美肌効果も期待できます。
(画像提供:MASCOS HOTEL)一日の旅を振り返りながら、石原さんが自らの著書「しまね酒楽探訪」の別冊「後酒飲帳」に、この日味わった日本酒のメモを始めました。
「お酒そのものの味わいももちろん大事だけど、旅先で旅の思い出と飲んだお酒を一緒に記録できたら素敵だなって。そう思って考案したんです。」
料理やお酒の美味しさは、旅した先々で出会った人、一緒にお酒を楽しんだ人との楽しいひと時の中でより深みを増していく。
旅の記憶を書き留めながら、この旅での新しい出会いやたくさんの発見をそっと胸の中にしまって、長い一日を閉じる石原さんでした。
Text:内藤 千尋
Photos:佐々木 哲平